鴨鍋スタイル

家で鴨鍋

半田そうめん

2020年の夏まで、全くのノーマークでした。 徳島から来たこのそうめんは、普通のそうめんの1.5倍くらいの太さが特徴で、風味、コシの強さ、もちもちの食感、喉越しのよさが圧倒的。冷やしだけでなく、いろいろな調理法に合うオールマイティさも兼ね備えてい…

うめーし絶滅の危機?

沖縄に行くと食堂やそば屋で見かける赤と黄色のお箸、「うめーし」と呼ばれるそうなのですが、あれが絶滅の危機に瀕しているのだそうです。旅情を感じられるあの伝統的な箸が見られなくなるのはとても寂しいです。琉球新報の記事によると、鹿児島にある製造…

魯肉飯のレシピ 2019年版

台湾から電鍋を持ち帰って以来、何度か試してみてレシピが固まってきましたのでここに記録しておきます。魯肉飯 4人分くらい 【材料】 豚肩ロース肉(もしくは豚バラ肉) 300g 干し椎茸 2枚 揚げエシャロット(*1) 30g ガチョウ油(*2) 大さじ1 九州の甘い醤油…

大同電鍋でつくる魯肉飯

台湾から持って帰ってきた大同電鍋は、本体に水を入れて内鍋をセットし加熱することで、煮る、炊く、蒸す系の工程をオールマイティにこなす多機能調理鍋であります。なのにスイッチはひとつだけで、オンにすれば加熱、本体(外鍋)に入れた水が蒸発してなく…

台湾から大同電鍋を買ってきました

先月の台北出張で念願の大同電鍋を入手。滞在していたホテル近くのカルフールで購入し、機内持ち込みで普通に持って帰りました。

永井食堂のもつ煮

同僚からお土産にいただいた永井食堂のもつ煮です。永井食堂とは群馬にある人気店で、そこのシグネチャーディッシュであるもつ煮がこうしてパッケージ化され、もつ煮の有識者たちに高く評価されているのだそうです。 袋に書いてあるインストラクションに従い…

台湾の調味料

出張で1週間ほど台湾に行ってきました。初めての台湾です。ホテル近くのカルフールやJasonsというスーパーで調味料を山ほど買い込んできましたので、謹んでここにご報告いたします。 写真左側のスパイスは、椒鹽粉と凍頂黒胡椒粉。前者は台湾フレーバーの唐…

鳥インフルエンザの影響で鴨肉が入手しづらくなっています

今週末、久しぶりに鴨鍋をするつもりだったのですが、困ったものです。

米国キッコーマンのテリヤキソース

ちょっと前に出張でフロリダに行ってきました。ディズニー帝国のお膝元、オーランドです。朝から夜までフルに仕事で自由になる時間などほとんどないわけですが、現地のスーパーマーケット視察だけは外すわけにはいかず、フロリダローカルのPublixというスー…

ニューヨーク風チーズケーキの改訂版レシピ

アメリカには仕事で何度か行ったことありますがたいていは西海岸で、ニューヨークには行ったことがありません。見聞を広めるためにぜひ訪れてみたいものです。 昨年、何度かNYチーズケーキなるものを焼く機会があり、試行錯誤の結果このくらいがベストであろ…

牡蠣鍋スタイル

牡蠣の美味しい季節ですね。生牡蠣もいいですが、鍋の具材としても極めて優秀です。牡蠣最高。 八丁味噌をブレンドした味噌スープと濃厚な牡蠣の風味との相性は最高で、日本酒や白ワイン、そして黒ビールなんかにもよく合うと思います。薬味には黒七味もしく…

2016年の鴨鍋

先週末は今年に入ってから2回目の鴨鍋をしましたので、その記録を。ただそれだけのエントリーです。今年も鴨鍋専門ブログとして国内No.1のポジションを目指し、年に数回は更新していきたいと思います。 鴨です。いつものハンガリー産の冷凍ものではなく、今…

ストウブもしくはル・クルーゼで焼くローストビーフの備忘録

牛肉は霜がほとんど入っていない赤身が好きです。というか霜降りはほんのちょっとしか食べられません。すぐに胸がいっぱいになるので。昨今、世の中では熟成肉がもてはやされており、それにともない赤身の魅力が見直されているのは大変喜ばしいことですが、…

ふるさと納税でもらえる鴨肉のまとめ

引越しや生活スタイルの変化により安定的な鴨肉の供給源を失ってしまったため、ここのところ鴨鍋やその他の鴨料理をする頻度が下がっていました。今までは主にハンガリー産の冷凍胸肉を使ってきましたが、ふるさと納税で全国各地の国産鴨肉を入手できるので…

にんじんしりしりとしりしり器

週末にはできるだけ常備菜を作っておいて、慌ただしくなりがちな平日を乗り切るようにしています。拙宅の常備菜で欠かせないのが、沖縄の郷土料理にんじんしりしり。そして、にんじんしりしりを作るのに欠かせないのがしりしり専用のスライサーであるしりし…

鶏の手羽元で肉骨茶

先週は出張でシンガポールに行ってきました。シンガポール料理で外せないのは、やはりチキンライス、チリクラブ、そして肉骨茶(以下バクテー)ですね。現地のスーパーでバクテーの素を買ってきましたので、早速作ってみます。 左が、今回買ったバクテーの素…

有次の包丁

京都の錦小路にある有次は、料理道具フリークにとっては憧れの場所であり、特に包丁については昔から「西の有次、東の正本」と言われるくらい有名です。有次の包丁は出刃包丁をひとつ持っていたのですが、今回は日々メインで使う包丁を新調したくて、両刃で…

錦小路かね松の切り干し大根

京の台所、つまり日本で最も洗練されたフードストリートである錦市場に、かね松老舗という京野菜専門の八百屋さんがあります。そこで買える切り干し大根は圧倒的に太く歯ごたえがあり、丸一日かけて戻すと小指くらいの太さにまでなります。ふつうの切り干し…

姫野作の雪平鍋

ゴールデンウィークに大阪と京都に行ってきました。まず大阪で入手したのが、ずっと欲しかった姫野作の雪平鍋です。信じられないくらい美しく、キラキラと光り輝いています。日本最高峰の匠である姫野寿一氏による手打ちの工芸品で、サイズは使いやすい6寸(…

ほぼ完璧な中華のレシピブック

久しぶりに拙ブログ、鴨鍋スタイルのことを思い出しました。日本で唯一の鴨鍋専門ブログです。さて、今日はたまたま立ち寄った本屋でいいレシピ本を見つけたので、9ヶ月ちょっとぶりに更新してみます。中華のレシピはウー・ウェンの本なども素晴らしいですが…

夏のスパイスカレー

以前のエントリーで水野仁輔氏のマスターピースといえるスパイスカレーの本を紹介しましたが、いつの間にかその続編が出ていました。表紙が酷似していたので全然気づきませんでした。暑い夏と鮮烈なスパイスの組み合わせは最高です。レシピよりも少しトマト…

夏のそばサラダ

いつの間にか夏がやってきました。そばサラダの季節です。 レシピはこちら: おそばの上にちぎったレタスと好きな野菜(大根、にんじん、キャベツとか)を千切りにしたのをのせて、好みで芽かぶとかちりめんじゃこぶっこんで、すりごまふりかけて好きなドレ…

そら豆と鴨ミンチとごぼうとフルーツトマトのパスタ

夕食に表題のとおりのパスタを食べました。旬のそら豆は味も食感も最高で、鴨ミンチ&ごぼうとの相性もよく、今日、熊本物産館でみつけた甘いトマトと合わせたらなんだか至福でした。鴨もも肉のミンチは小分けにして冷凍庫で凍らせておくと、何かと便利です。

鴨の鍬焼き

鴨を食べたいけれど、こう暖かくなってくると鴨鍋にするのもちょっとおっくうだったので、鴨の鍬焼きをつくってみました。鴨とねぎ、しいたけを鉄のフライパンで焼いて、醤油とみりん、酒を1 : 1 : 2の割合で合わせたタレをからめて少し煮るだけというお手軽…

オカカ引退式

鴨鍋のときはいつも昆布のみでだしを取るので鰹節は使わないのですが、日常の料理では主に昆布と鰹節を使ってだしを取っています。スーパーなどでは通常、削り節の状態で袋やパックで売られていますが、やはり鰹節は削りたてに限りますね。風味、香りが全然…

料理の基本がわかる本

前回のエントリーでは、料理初心者でも失敗なくそれなりに美味しいごはんをつくれるようになるための2つのコツを紹介しました。下手に自己流のアレンジをせずにレシピを完コピすることと、分量を正確に計ることです。ちなみに、ここでいう初心者とは、家庭で…

料理をはじめたときに読んだ本

料理を究めるにはセンスと技術の両方が必要で、かなりの努力と修練、一流のお店での味見体験なども必要になるわけですが、ふつうに美味しい料理をつくれるようになるために必要なコツはたった2つだけだと思います。ひとつは、信頼のおけるレシピを愚直に完コ…

鴨ミンチとふきのパスタ

今、ふきが旬のようです。妻の実家からふきがたくさん届いたので、鴨もも肉のミンチと合わせてパスタソースにしてみました。濃厚な鴨とふきの苦味が相まって、ビールが進む一皿になりました。 ふきのあく抜きについてはこちらのサイトが参考になります。

スパイスのある暮らし

つい先日、東京スパイス番長の水野仁輔氏のレシピ本を読んで以来、ルーを使わずスパイスでつくるカレーに傾倒しています。最初に試してみた3つのスパイスだけでできるチキンカレーがあまりにも美味しくて、鮮烈で。カレーづくりに必要なスパイスの種類は、そ…

神の海苔

今年、東京大神宮にお祓いに行く機会がありまして、おみやげに海苔をいただいたんですね。いわば神様の海苔です。これが、めちゃくちゃうまい。鴨鍋の締めの蕎麦に、この海苔を手でちぎって乗っけて食べると、もう、えも言われぬほどうまいのです。風味豊か…