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鴨鍋スタイル

家で鴨鍋

みりんは飲み物です

調味料の話 料理の本

まあ、日常的に飲んでいるわけではないのですが、いいみりんはショットグラスなんかで氷で冷やして飲んでもリキュールみたいで結構いけます。そもそもみりん(味醂)とは酒の一種であり、アルコール度数は14度くらいあります。

みりんには、甘さを加えるのはもちろん、照り・つやを出したり、魚の生臭さを消したり、煮崩れを防ぎながらコクや旨味を引き出すといった効果があり、和食にはなくてはならない存在ですね。

身近に手に入るみりんには、本当のみりんでない「みりんもどき」もあって、選ぶ際には注意が必要です。発酵調味料というのと、みりん風調味料というタイプです。酒税対策で塩を加えてあったり、そもそもアルコール分がほとんどなかったりして、本来のみりんと同じような使い方はできません。というか、控えめに言って料理の味にあまりいい影響を与えないようです。

いいみりんを見分ける一番簡単な方法は、ラベルに記載してある原材料名を見ることです。

  • もち米
  • 米麹
  • 乙類焼酎(米焼酎)

この3種類のみで造られたみりんならまず間違いありません。あとは、好みで決めればいいと思います。飲んでみて美味しければそれは本物といえるでしょう。

前回のエントリーでも触れましたが、どんなに素晴らしい調味料であっても、生活圏内で入手しづらいのは少々具合が悪いです。極上の調味料を求めて終わりのない旅をするのも趣味としては楽しいと思いますが、日常的に使う調味料は、手に入りやすいもので気に入ったものを、浮気せずに使い続けるのがよさそうです。

そこで、今回は都市部のスーパーなどで比較的容易に手に入ると思われる銘柄を2種ご紹介します。

  • 福来純三年熟成本みりん
    岐阜県の白扇酒造という作り手によるみりん。拙宅で使っているのがこれです。国産の原料を使い伝統的な製法でつくられたみりんを3年寝かせて旨味を引き出しているそうです。
  • 三州三河みりん
    文字通り愛知県のメーカーで、伝統的な原材料、製法でつくられたみりんです。こちらもスーパーなどでよく見かけます。

上記以外でも、九重櫻というのも有名ですが、モンドセレクション最高金賞を高らかに謳うマーケティングの方針には疑問を感じます。また、ナショナルブランドの製品なら、宝酒造などでも純米の本みりんを提供しているようです。

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極上の調味料を求めて (文春文庫)

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