鴨鍋スタイル

家で鴨鍋

有次の包丁

京都の錦小路にある有次は、料理道具フリークにとっては憧れの場所であり、特に包丁については昔から「西の有次、東の正本」と言われるくらい有名です。

有次の包丁は出刃包丁をひとつ持っていたのですが、今回は日々メインで使う包丁を新調したくて、両刃で三徳型の和包丁を入手しました。厚みがある上製なのでずっしりとした重みがありますが、重心のバランスが素晴らしく、力を入れなくても包丁の重みだけでなんでも気持ちよく切れてしまいます。その切れ味は官能的とも言えます。鋼製なのでまあものすごい勢いで錆びますが、きちんとメンテすれば概ね問題ありません。切れ味重視で。

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ところで有次は雪平鍋でも有名ですが、若干値が張ります。以前のエントリーで紹介したWESTSIDE33の寺田茂氏はもともと有次の鍋を作られていたそうで、有次と同じくハイクオリティでいくぶんリーズナブルなのでそっちもおすすめです。